どこでも簡単にできるクランチは、最も認知度の高い体幹エクササイズの1つ。フィットネスアプリ『Freeletics』のパーソナルトレーナー、ローワン・クリフト氏によると、この自重エクササイズは姿勢の改善に効果的で、身体機能を全体的に向上させる。体幹を鍛える方法は他にもあるけれど、クランチは腹筋の持久力を測るためのベンチマーク。

では、あなたの年齢で目安にするべき回数は?その答えは、あなたの体力レベルや遺伝子、栄養状態、前日の睡眠の質といった要素に左右される。

各年代の女性に求められるクランチの回数は?

これは、個人の年齢や体力レベル、トレーニング歴によって異なる。しかし、クリフト氏によると、次のガイドラインを目安にするのは現実的。「このガイドラインには、加齢に伴う筋持久力と体幹強度の変化だけでなく、トレーニングの経験値も反映されています」

  • 20~29歳:40~50回
  • 30~39歳:30~40回
  • 40~49歳:20~30回
  • 50~69歳:10~20回
  • 70歳以上:5~10回

とはいえ、大事なのは量より質。「ゆっくりと意識的に腹筋全体を使って行うクランチは、急いで数をこなすだけのクランチよりもはるかに効果的です」とクリフト氏。

クランチで鍛えられる筋肉

  • 腹直筋(俗に言う“シックスパック”をつくる筋肉)
  • 腹斜筋(腹部の側面にある筋肉)
  • 股関節屈筋(影響は少なめ)

クランチの効果を最大限に高め、体に無理な負担がかかるのを防ぐためには正しいフォームで行うことが大切。

How to do the crunch

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a) 仰向けになり、ヒザを90度に曲げる。足裏を床につけ、腰がマットから浮かないようにする(おへそを背骨に引き寄せるイメージ)。

b) 指先を耳の後ろに軽く当て、ヒジを曲げて外に向ける。

c) 息を吐きながら体幹に力を入れ、頭と肩甲骨だけを持ち上げる。アゴは引くけれど、胸にはつけない(アゴの下にリンゴを挟んでいるイメージ)。

d) 息を吸いながらスタートポジションに戻る。これで1回。

    クランチの種類

    クリフト氏によると、さまざまなクランチにトライすれば体幹全体が鍛えられる。また、プラトー(成長が伸び悩む時期)を防ぎながら、安全に筋力をつけていける。

    バイシクルクランチ

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      腹斜筋と腹直筋に効果的。

      リバースクランチ

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      下腹部に特に効く。

      スタンディングオブリーク

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      腹部の側面を狙い撃ち。

      ペンギンクランチ

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      ターゲットは腹斜筋と腹直筋。

      ウエイト付きクランチ

      自重バージョンから段階的に負荷を高め、腹直筋をさらに鍛える。



      ※この記事はイギリス版ウィメンズへルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。

      Text: By Kate Cheng and Rowan Clift PT Translation: Ai Igamoto