しばらく前からじわじわと人気が高まっていた「バレエスニーカー」のトレンドは、単なる一過性のブームではない。これは、間違いなく定着するはずだ。ボリューム感のある快適なスニーカーと、繊細なバレエフラットの組み合わせに、まだ納得がいかない人もいるかもしれない。実は私もその一人だった。しかし、ベラ・ハディッドがパリやニューヨークで、サテン地のバレエスニーカーを履いて歩いている姿を見て考えが変わった。それは、ファッション好きであり、元ダンサーでもある私の夢を具現化したような一足だったから。
現在、多くのデザイナーがこのスタイルに注目し、セレブたちもこぞって取り入れている。スニーカーのリセールサイト「StockX」でのバレエスニーカーの検索数は、2025年には1,000%以上も急増。このトレンドには引き続き確かな持続力があると言えるだろう。
セレブ愛用の「バレエスニーカー」
ベラ・ハディッドのワードローブにある多くのアイテムとは異なり、彼女が愛用しているシューズは、実は159ドル(約2万3,850円)以下で手に入る。私たちが特定したのは、VIVAIA(ビバイア)の「Satin Cristina Sneakerinas(サテン・クリスティーナ・スニーカーリーナ)」だ。
このモデルは2025年2月の発売後、わずか1週間で完売し、これまでに4回も再入荷を繰り返している。サテン素材で作られたこの一足は、シモーネ・ロシャの装飾的なモデルや、スポーティーなプーマの「スピードキャット」、アディダスの「タエカウンド」などと比較しても、より上品で挑戦しやすいデザインと言える。
もっと足の露出が多く、バレエシューズに近いルックスを好むなら、コーチェラ・フェスティバルでチャーリーXCXが着用していた「Satin Yanka(サテン・ヤンカ)」スタイルもおすすめ。チャーリーは、自身のパフォーマンス前に、足病医も推奨するこの快適なピンクのシューズを履いて登場した。
ニューヨークの街を1日歩き回ってみた
ベラやチャーリーがこの靴を選んだ理由を探るべく、私も「Cristina」のピンクを手に入れ、プレスイベントへの出席やオフィスへの通勤など、ニューヨークの街中で履き潰してみることにした。
第一印象は、まるで最高級のサテンのスリッパを履いて歩いているような感覚。ただ、サテン地なので、マンハッタンの路上にある謎の泥汚れや傷がつくのを少し心配していた。しかし、調べてみるとこのシューズは「洗濯機で丸洗い可能」であることが判明。これは、私のようなうっかり者や都会の住人にとって、非常に大きなメリットになる。
肝心の履き心地も合格点だ。新しいバレエシューズを履くときにつきものの、靴擦れや足の痛みは一切なかった。VIVAIA側はこれを「パフォーマンス用(競技用)」とは謳っていないため、本格的なスポーツスニーカーほどの衝撃吸収性はない。しかし、裸足に近い感覚になれるほど軽量で、二重のレースアップディテールが足をしっかりと固定してくれた。唯一気になったのは、サテンの紐が何度かほどけたことくらいだが、これは結び方を工夫すれば簡単に解決できる問題だ。
コーディネートを選ばない「万能シューズ」
スタイリングも驚くほど簡単だった。私はブルーデニムにカーディガンを合わせたが、普段スニーカーやバレエシューズを合わせるような着こなしであれば、どんな服装にもマッチするはず。さらに、ソールが非常に柔らかく、半分に折り畳めるほど柔軟なのも嬉しいポイント。通勤時のサブシューズとしてバッグに入れておくのにも最適だ。
もしあなたがバレエスニーカーに踏み切れずにいたなら、この一足が最適な入門編になるかもしれない。需要が非常に高いため、自分のサイズを見つけたら迷わずチェックしてみて。
※この記事はCosmopolitan USの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。













